新卒後はじめての退職を考えている栄養士へ 退職・転職の流れ5ステップをイメージしておこう

就職・転職

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「辞めたい」「違う職場で働きたい」とちょっとだけ考えてます。

でもはじめてでどうしたらいいか分からなくて行動していません。

管理栄養士<br>りんご
管理栄養士
りんご

初めてのことならなおさら分からないことだらけ。

退職・転職・就職活動のだいたいの流れをみてみましょう。

転職経験者の私からお話させていただきます。

漠然(ばくぜん)と「辞めたい」けど、どうしたらいいのかわからない。

という悩みはありませんか?

新卒で勤めた病院・施設・会社、辞めたいけどどうしたらいいのか分からない。職場には相談しづらいし、周りにも経験者が居なくて分からない。

そんなとき、大体の道筋があれば少し先が見通すことができますし、あせらず次の行動の作戦を立てることもできると考えます。

栄養士ならではの内容も盛り込みながら解説したいと思います。

「転職」「退職」を考えたときの道筋・ステップ

まず、大きくわけて以下の5ステップです。

  1. 「辞めたいと」と脳裏をよぎった時に考えること
  2. 転職活動の「トレーニング」だけしてみる時の行動
  3. 実際に辞ようと決意した時とる行動
  4. 転職活動
  5. お金のこと

ステップ1 「辞めたい」と考えたとき

辞めたい その理由は?

「辞めたい理由はなんでしょうか?」

辞めたい=辞める ではないとも考えています。

辞めたいと思った時、そこには以下のような理由があると思います。

  • 人間関係
  • 労働時間・環境
  • 給料
  • 仕事の内容
  • 勤務地
  • 社風
  • キャリアアップ

もし、環境などの点で改善できるようなことがあればそこを考えてみたり・相談してみるのもまずひとつと思います。

なぜなら、転職・退職にも多少のリスクはあります。新しい職場では新しい仕事・新しい人間関係を一から築く必要があります。今の職場でできることがあればそれが一番です。

以下、辞めたいと考えたときの「考え方」について書いてます👇

それでも、ココロをすり減らすようなら働き続けることはおすすめしません!

私も精神的に参ってしまったことがあります。受診もしました。

もしも以下のような『不調』がある場合はメンタル系の病院へ行ってください!

すぐに!!

  • 何もないのに涙が出る。涙が止まらない。
  • いつも楽しめていたことが楽しめない
  • 休日も楽しめない
  • 食欲がない。ありすぎる。
  • 胃腸
  • 睡眠がいつもと違う。(眠れない・目が覚める・寝すぎる)  など
管理栄養士<br>りんご
管理栄養士
りんご

仕事よりも健康が第一です!

健康なら何度でも働くことができるし、そして長く働くことができます。

ステップ2 転職活動の「トレーニング」だけでもしてみましょう

転職にはリスクもありますが、「転職活動はノーリスクです」。新卒と違って大学のサポートがない転職活動は、雰囲気をつかんでおくのも大事です。

たとえば以下のサイトを見たり、実際にハローワークに行ってみましょう。

  • ハローワーク
  • 各転職サイト
  • 病院・施設等のHPホームページ
  • 県・学校・市町村栄養士の場合は自治体のHPホームぺージ

また、自分の価値を判定してくれるサイトもあります。管理栄養士×今までの経験年数×自分の能力あなたの価値を年収として算出してくれます。転職サイトでもあるので、登録すると希望の年収等にあった求人オファーを見ることができます。現時点ですぐにオファーがなくても時期によりぽつりと求人が出るなんてこともあります。登録だけしておくのも良いかと思います。

ミイダス

ハローワーク

地元のハローワークって行ってみたことありますか?

場所すら分からなかったり、分かってても行ったことがないなんてこともあると思います。

求人表が貼ってあったり、求人検索パソコンもあります。

さらに求人紹介だけでなく、

  • 就労相談
  • 履歴書・職務経歴書の添削
  • 雇用保険・失業保険の相談

も行っています。

転職は決めてないど、「行く」「相談する」だけでも大丈夫です。

新卒の際にお世話になったハロワと、就職後のハロワの管轄が変わっている方もいらっしゃると思います。

退職後も失業保険などの手続きでお世話になるので、まず、一度は行ってみて雰囲気を体感するというのがおすすめです。

求人検索はネットでもできますし、相談は電話でも行ってくれたので、その後は時間の都合次第でよいと思います。

難点が、開いている日時が平日の日中なので、なかなか行けない点です。もし少しでも時間が取れたら一度行きたいですね。

全国のハローワーク所在地(厚生労働省HP)

各転職求人サイト

求人サイトに登録しておくメリットは、仕事しながらの転職活動もできることです。

先にお伝えしたハローワークだと、平日昼間しか開所していない為、働き方によっては行けない場合が多いです。またワーママも子連れだと行きにくですよね。

以下の栄養士特化の転職サイトを挙げてみました。

  • 栄養士人材バンク (エイチエの求人サイト)(リンク準備中)
  • 栄養士ワーカー
  • 栄養士転職ナビ
  •  indeed(インディード)、求人検索サイト

栄養士・管理栄養士向けならおすすめは、エイチエ/栄養士人材バンク

⇒ エイチエ/栄養士人材バンクへ登録してみる(リンク準備中)

私も登録したことがあり、自分の地域の求人情報をメールやLINEで定期的に送ってくれます。

見逃し対策にもなって便利でしたよ。

管理栄養士りんご
管理栄養士りんご

LINEは見逃し対策に便利です!

病院・施設等のHPホームページ

受験者の集まる有名病院等では、ハローワークへ求人が出ない場合もあります。希望の病院等はHPをブックマークして、定期的にチェックしましょう!

県・学校・市町村栄養士の場合は自治体のHPホームぺージ

県の栄養士・学校の栄養士・市町村の栄養士等の募集もハローワークに出ないことが多いです。

こちらも、希望の自治体のHPをちょこちょこチェックしておきましょう。採用数が少ないので募集がない年もあります。

ステップ3 退職:実際に辞めようと決意したとき

管理栄養士 りんご
管理栄養士 りんご

ステップ3と4は逆の場合もあります。

転職活動をして、決定してから現職場へ報告する場合もありますね。

円満に退職するために…時期と伝え方に注意

よくある「辞めさせてください」といって一緒封筒を出すは、ちょっとNGです。退職には手順があります。

  1. 退職する時期を確認する
  2. 直属の上司に退職の相談をする
  3. 退職願いを提出する
  4. 退職金がある場合は振込の手続きがある
  5. 退職最終日に保険証・借りた物を返却する
  6. 失業保険を受け取る場合

退職を伝える時期は?時期を確認する

まずは病院・施設の規定を確認しましょう。

入社時に「1か月前」や「3か月前」にはと言われていれば、その期日をさかのぼったあたりには「辞意」を伝えましょう。

「法律上は14日前退職を申し出ればOK」となっています。が、円満に退職するためには、引継ぎの日にちや後任者を決めるまでの日数を考慮する意味合いがあります。

特に、医療福祉では「栄養士・管理栄養士」という資格保持者が多いので、後任を探すにはある程度の日数を確保したいのが経営者側です。

そこまでココロと体がもたない。上司にも相談しているが改善があまり見られない…という場合は、私は「休職」という手段もあるよとはお伝えしたいと思っています。

直属の上司に退職を”相談”する

まずは直属の上司に相談という形が良いです。直属上司のパワハラや話が通じないなどの場合を除いては、まずは直属の上司へ相談しましょう。

「あとでお時間いただけますでしょうか?」と一声かけておくと、相手も改まった話だと思い心の準備をするので少しだけ話がスムーズになります。いきなり「辞めたいです」「え!?」ってなるのを避けることができます。

退職願を提出する

「退職願」という書類を書きます。様式が決まっているところもあるので、上司や事務部のほうから書き方・期限の話があると思います。それに記入し提出します。

退職金がある場合は振込の手続きがある

退職金についても規定があります。職場によって「3年以上勤めている」などの決まりがあるので、それ以下だと退職金はありません。該当する場合も事務部から指示があるので、その通りに書類を提出します。

退職金の算出だけでも相談してみるとしてくれます。退職を考える1つとしてお願いしてみても大丈夫です。

退職最終日には、保険証・借りたものを返却する。必要な書類を受け取る。

保険証は現職場を退職する際は返却する必要があります。

ここで注意なのが、次の保険証が発行されるまで日にちが空いてしまう場合があります。そこで受診があると手続きが少し面倒です。もし定期的に病院にかかっている場合は、保険証のあるぎりぎり末日に受診しておくとスムーズだと思います。(保険証は退職の最終日まで使用できます)

その他白衣や職員証など借りていた物を返却します。

  • 貸与品の返却(健康保険証、職員証、名刺、通勤定期、その他鍵や制服・白衣など)
  • 必要書類の受取り(離職票、雇用保険被保険者証、年金手帳、源泉徴収票、退職証明書)

失業給付金を受け取る場合

退職後に転職活動をする場合は『失業給付金』というお金が受け取れる仕組みがあります。お金の心配をせずに転職活動を行う制度です。ですが、自己都合退職の場合はすぐにお金は出ないため注意です。(3か月間は支給がありません)

また、受け取れるかは条件があります。もらえる金額は雇用保険のかけた年数や退職理由により異なります。受け取れるけど「受け取らない」という選択もあります。

退職してから安心して転職活動をする予定なら、受け取る手続き・金額を確認しておくのがベストです。

失業給付金の受取は、ハローワークで行います。ハローワークインターネットサービス 。退職前でも窓口へ行くと、支給額を概算で計算してくれます。(なのでこれも退職前からハローワークへ行ってみるのがいい理由です)

管理栄養士<br>りんご
管理栄養士
りんご

健康保険や雇用保険といったことがこの辺でからんできます。新卒だとここで初めて知ることもありました。なので、ぜひ知っておいてほしいなと思います。

こちら失業給付金と給料から引かれている雇用保険についてです👇

長くなったので、一旦ステップ3をまとめます。

ステップ3まとめ
  1. 退職はまず直属の上司に相談する。
  2. 保険証は退職最終日に返却する
  3. 規定により退職金が支払われる場合もある
  4. 失業給付金を受け取るかを考えておく

ステップ4 転職 転職活動

転職活動において考えるのが、

「辞めてから転職活動するのがよいか?」

「辞める前に転職活動をするのがよいか?」

は大きな分かれ道だと思います。ですので、それぞれのメリット・デメリットをみて検討する必要があるでしょう。

【現職中】に転職活動をするメリット・デメリット

  1. 転職活動をする時間が取れない
  2. 面接の日どりを決めにくい
  1. 仕事がある状態なので精神的な安定がある。

【退職後】に転職活動をするメリット・デメリット

  1. 履歴書の空白期間長すぎると不利になる場合もある。(説明・理由があればよい)
  2. お金の心配が出てくる。
  3. 焦って希望していない職業についてしまう。
  1. 時間の確保ができる。
  2. 求職を多く見て吟味することができる。栄養士という仕事についてよく考えることができる。

『管理栄養士』として再就職を考えている場合は求人がないという状況はあまりないと思います。ただし、場所・給料・仕事内容を選ばなければです。なので、どのような求人がどのような時期に出るのか?を数か月・1年単位で見れるようならゆっくりじっくり見て、求人が出たタイミングでアタックするのがベターかなというのが私の経験からの印象です。

ステップ4まとめ
  1. 現職が忙しすぎて、人が居なくて休めず転職活動ができない場合は辞める。
  2. 仕事により身体的な不調がある場合は、辞めるもしくは休んでから転職活動をする。
  3. 中~長期的な転職活動ができるようなら、仕事をしながら転職活動をする。

まとめ

以上、退職~転職の流れ5ステップでした。

いますぐ退職・転職でなくても「いつでも転職できるぞ」くらいの準備をしていたほうが気持ちも楽に仕事ができると思います。また、他の職場を見ることで、もしかしたら『自分の職場って案外いいじゃん』と思ってそのまま続けることもできるかもしれません。

「いつか」のための転職活動、「もしも」の時の退職についてのお話でした。

管理栄養士<br>りんご
管理栄養士
りんご

お仕事は無理せずに。

以上、参考になればうれしいです。

また、こんな状態になる職場なら辞めていい!と考えているのでご参考にしていただけたら幸いです。

辞める前に…『「休職」という選択肢』について書いています。

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