みんな!病棟へ行こうよ!ミールラウンドとは?

業務改善

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全国の栄養科の皆さん、おつかれさまです!

近年、管理栄養士の病棟配置・病棟常駐という話が出ているところですが、時間が取れない、業務改善がなかなか進まない…管理栄養士の人数が増えない…などの理由により、なかなか病棟へ行けないというのも多いのが実情です。

ですのでせめて、お昼の時間にミールラウンド(食事訪問)をしてほしい、できる時間を確保したい!その時間を作れるようになんてことを考えている日々です。

ミールラウンドをするメリットについて書いています。病棟へ行く意味があることを一緒に再確認してみましょう。

ミールラウンドとは?

ミールラウンドとは、お食事をしている患者さんや利用者さんの元を訪問し、食の進み具合や好みをうかがったり、必要な栄養がしっかり摂れているかなどを確認したりすることです。

ミールラウンドで見ること

実は記録では分からないことがたくさんあります

  • 喫食状況
  • 食べるクセ・姿勢
  • 自力でどれくらい食べられるか?
  • 実は食べ残している食品はないか?
  • 残している補助食品はないか?

食事介助をすることもあります

わたしたちがミールラウンドへ行けない理由

お恥ずかしながら、管理栄養士ってパソコンの前・机に座ってることが多いんです。

  • 栄養管理計画書の作成
  • 栄養指導
  • 献立チェック
  • 電話対応
  • ちょこちょこ書類整理
  • ちょこちょこ書類探し‥笑(👇前回の記事みてね!)

そんなことをしていると、あーっというまに一日経ってるんですよね。

そして最大の業務『出している食事を見る』という業務をスルーしているという、事態におちいっています。

ミールラウンドは後回し?

ミールラウンドという業務が、”できれば行く”という業務になっていることが多いです。

そして、お昼の12時ころは食事提供に忙しい時間。

できれば行くけど、行けない

栄養科の長はじめ、行くわよ!っていう人が居ない場合も。(これは、栄養士の役割が厨房中心であった過去も影響しているのかも)

後回しというより、優先順位が下にあることだと考えます。

少しもどかしいところもありますよね。

優先順位を上に

管理栄養士は厨房だけにとどまらずに病棟へ行って、患者さんへ接して、初めて加算となる時代になってきています。

栄養管理計画書を作成するようになったのが2006年の診療報酬改定からです。このタイミングで管理栄養士が増員となった施設も多いかと思います。

栄養管理計画書の計画が実行されているか?

食事形態が合っているか?修正すべきなのか?は、食種を一番理解している管理栄養士の仕事でしょう。

患者さんの為にPDCAサイクルを回すことが、管理栄養士の優先事項になってきます。

余談)自分にも言い聞かせているマインドの話

『言われてないから、分からない』

『教えられてないから、分からない』

『先輩が行ってないから、行きづらい』

私も最初はこんな感じでした。いまだに、うっかりすると日常業務に流されてモチベーションが下がりそうです。

しかし、そんなときは

管理栄養士の仕事は、病院では患者さんファーストであり、行為は治療であり、「栄養管理」は書類をきれいに書く仕事じゃないはず!

と、いう考えで動いています。

そして、何も考えずに病棟に飛び出しましょう!

臨床=ベットサイド。

カルテに書いてることを読むのが早いか、実際に見るのが早いか、それは・・・ぜひやってみてください!

対象者ファースト

ミールラウンドでわかること

ミールラウンドをするとわかることは、こんなことがあります。

  • 補助食品の飲み具合がわかります。(飲まないでベットサイドにたまっているのを発見!なんてことも。)
  • 患者さんの残しやすい食品が分かります。(肉残してるじゃん!とか)
  • どうやって食べているか(食べる速さ・1口の量など)がわかります。 など。
病院管理栄養士りんご
病院管理栄養士りんご

食事量が少ない方、摂食嚥下機能が低下している方は、お話ができない方も多いです。

管理栄養士が見て、見えない言葉を受けとってあげましょう。

実際、高齢者の方は『むかしびとだから‥』と、遠慮して「嫌い」と言わない方もいるんです。

そんな方のお膳を見ると、お肉を残していたり。

管理栄養士ならわかるはず。これではタンパク質とれてないですよね?

・・・

看護師さんの喫食量の記録はそこまで細かい記録ではありません。

食介助だけで、精一杯なんてこともあるからです。

主食◯%、副食◯%。と、書いてくれるだけで感謝!!!

補助食品の喫食量まで書いててくれたら、ありがたやー。🙏💕❤です❤

ミールラウンドで変えられること

ミールラウンドにより、分かったことを活かして

今度はこんなことができます。

  • 補助食品を変更して、喫食量をアップすることができます。(例:甘いものが苦手なら→甘くないものへ)
  • 残しやすい食品を禁食扱いにして、栄養量アップさせることもできます。(例:肉禁へなど)
  • 食形態変更の提案をすることができます。(刻み食へ変更したほうが良いか?など相談できる)
  • リハビリ食器を検討することができます。

病棟訪問・ミールラウンドのメリットまとめ

ミールラウンドのメリットは、以下のとおりです。

  • 食事変更が早期に行われ、喫食量アップにつながる。
  • 誤嚥性肺炎の予防・褥瘡改善などの、悪化防止にもつながる。
  • 早期退院・早期薬剤中止は、医療費削減につながる。

 *こういう言い方は事務方や栄養管理委員会などでも使えます。

管理栄養士の地位向上の為にも

管理栄養士が病棟へ行くメリット

  • 管理栄養士の存在アピール
  • 管理栄養士の頼られ度アップ・かかせない存在になれる
  • 管理栄養士の地位向上!?

患者ー病院だけでなく、管理栄養士にもメリットがある。お互いにWin-Win・三方良し ですね。

でもミールラウンドの時間がない・・・

さて、ここまできたら行かない理由はないですよね。

行くor行かない

ではなく。

行くor行く!です。

何が何でも行くのです。

そうと決まったら、もうミールラウンドの時間は決まっていますから、

『12時になったら、病棟へ行く!』

これだけです。

食事を見れるのは、管理栄養士である私たちしかできません!

さあ、今週はあと何日ある?

え?明日は金曜日?土日に入ったら2日空いてしまいますよ。

決戦は金曜日★

病院管理栄養士りんご
病院管理栄養士りんご

あなたはひとりじゃない!

一緒にがんばりましょう♪

最後まで読んでいただき、ありがとうございました💖

↓こちら病院管理栄養士の1日です。

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