転職を考えたときにするべきことは、転職先を調べるだけではありません。大事なことのもう一つが『お金』のこと。
転職活動だけでも不安はつきものなので、お金の心配は極力減らしたいですよね。もらえる制度や払う制度を確認して、後悔しない転職活動をするために、在職中からお金の計画も立てておくことをおすすめしたいです。
もらえるお金(退職金と失業給付金)
退職金
退職金はもらえるもらえないがありますので確認が必要です。3年以上の在籍が条件になっているところも多いです。どのくらいもらえるのか?も算出してくれますので、総務課で確認しましょう。
失業給付金
もらえるお金は、『失業給付金』です。ただし、自己都合退職の場合は3か月間は給付されないので注意が必要です。転職を具体的に考えてなくても、「いくらもらえるの?」「どのくらいの期間もらえるの?」という点もハローワークで相談にのってくださいます。
こちらでももう少し詳しく書いてます。
かかるお金:生活費
外出しないで過ごす…といっても最低限かかるお金があります。それが生活費です。生活費は以下の内容があります。
- 家賃
- 食費
- 光熱費
- 生活用品費(化粧品・美容院代・コンタクトなども)
- 通信費(携帯代、インターネット代)
- ガソリン代
- 医療費
- 保険料
- (子供が居れば養育費)
退職前から家計簿をつけておいて、最低どのくらいの出費があるのかを把握しておくとよいです。退職後すぐには『失業給付金』も支給されない(3か月)のでその分の貯金は必要となります。
別記事→携帯代を5000円削減した話
かかるお金:保険・年金・税金
苦手な分野です(汗)
わたしも苦手でした…今は「ふ~ん」そうなんだくらいでもいいです。ゆっくり少しずつでも理解しておくと転職時に焦らなくて済みます(わたしみたいに💦)
社会保険料
次に、「健康保険」と「年金」「住民税」があります。
これらは勤めている間は給料から天引きされているので、あまり払っている感覚がありません。しかし会社を辞めると基本的には自分で納入しなければなりません。
健康保険
- 国民健康保険に加入する
- これまでの健康保険を継続する(任意継続)職場から案内があると思います。(2年間の期間限定あり)
- 家族の健康保険に被扶養者として加入する
年金
年金についても家族の扶養とならない場合、就労時に加入していた厚生年金から国民年金に切り替えて支払っていくことになります。
住民税
また「住民税」も離職して収入がない状態でも納付する必要があります。
税額は前年の収入を元に確定するため、予定外の出費となる可能性があることも覚えておきましょう。
ポイント:社会保険料の決定は月末!
社会保険料をどこを経由して納付するのかは、「月末に在籍していたところ」となります。例えば、20日が最終離職日で、翌月の1日から転職先に勤務の場合は、末日にどこの職場にも在籍していない為、基本的に自分で納めることになります。
これが面倒だと感じる場合は末日まで有休などを利用しても在籍状態にするほうが手続きは増えないで済みます。
少し休みをとりたいという場合で結婚していれば、扶養の手続きをすればそちらから徴収されます。(私の場合は一か月単位でも扶養への切り替えができました。)
ちょっと面倒なんですが、選択肢の一つとして知っておくとよいかと思います。
忘れがちな転職活動自体にかかるお金
就活以来の転職活動だと感覚を忘れていましたが、「意外とお金がかかるんだな」と感じると思います。以下のような場面で出費がありました。
- スーツ・靴・カバン代(合わせて1~3万円 品物による)
- 申し込み書類を提出する費用(写真代・履歴書代・コピー代・切手代)
- 健康診断の受診費用(検査項目による一万円以下)
- 交通費(本社へ新幹線を利用するなどの場合は高額)
- その他、食事代など。
スーツ・靴・カバン、選んだポイント
スーツは、新卒後数年なら手持ちのリクルートスーツでもよいかと思いますが、十年以来の転職だとスーツを新規購入しました。色は黒以外の紺やグレーでもかまわないです。スーツ販売店でも相談しました。店員さんからは「病院での試験では看護師さんなら紺色を選んだ方もいましたよ」とアドバイスをいただきました。
カバンも黒を基調とした自立できるカバンを探しました。あまり高くないものでもしっかりしていればよいと思います。
どれも数回しか使用しないかもと思い、中古でも探してみました。
意外と痛い…健康診断費用
健康診断の結果を添付するようと指示がある職場では、受診費用は自費でした。検査の項目数などにより幅があり、5千円~1万円程度かかったように記憶しています。コピーで可能な場合と、そうでない場合や項目の違いで受診しなおしたりする場合は費用が増えます。
まとめ
転職時には意外とお金がかかることが分かっていると、納得して転職活動をすすめることができると思います。以下チェックリストにしました。
以上参考になればうれしいです!
焦らず後悔の少ない転職活動ができますように…★
こちらは、私が格安携帯会社へ乗り換えて固定費5000円を削減したおはなしです。支出を減らすことはお金に余裕が生まれ、こころにも余裕が生まれるきっかけにもなります。↓
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