
「やらないことリスト」って?
「やらないことリストってなに?」
「リストをつくるとどうなるの?」
「なんかわからないけど毎日忙しい…」
「全部ちゃんとやってるのに…なんか疲れる」
そんな疑問にお答えし、
本当にやるべきことはなんなのか?を明確化し、
自分が満たされて幸福を感じることは何か。
傷つくことを減らせる方法は何か。
それについて解決できる「やらないことリスト」について解説したいと思います。
やらないことリストとは?
何となくやりたくないことを決める…というものではありません。
自分を堕落させたり、ルールで縛るものではなく、マイナスを減らすイメージで作ることが大切です。
人生はやることに支配されている。だけど、時間は有限です。
ぼーっとしていたら、気づけば誰かに時間を使われてしまっているかもしれません。
「やりたいことをやる時間がない!」と感じている方は、やらないことを考えて時間を捻出するのです。
例えば、「時間外労働をやらない」で⇒「大事な人と過ごす時間」にする。などです。
やらないことを決めるとどうなる?
判断に迷わなくなる
『人は1日に35,000回もの決断をしている』
といわれています。これにより、脳や体が疲れて、本当に大切な判断をするときには疲れ切っていて、最良な判断ができないといったことに陥る可能性もあります。
例えば、みなさんご存じのiPhone🍎の生みの親、スティーブ・ジョブズは
『同じ服を何着も持っていて、毎日同じ服を着ていた』というのはもはや有名になっていることかもしれません。
彼は、『服を選ぶこと』をやらないことリストに入れたのでしょう。
そうすることで、大事な判断・考えに没頭できるような生活を送っていたのだと思います。
ルーティンを守っているスポーツ選手もこんな理由もあるのでしょうね。
豊かさを感じやすくなる
「え!?」と思われると思います。
逆じゃないの?と。

え?物や情報が多いほうが「豊か」じゃないの??
人生においてやっていることの本当に必要なことは2割くらいともいわれいてます。
(パレートの法則)
例えば、ミニマリストはなぜあんなに物を減らしても豊かなように見えるのでしょう?
それは、本当に大事なものに気づいているから。2割のいるものに着目し、8割のいらないものをできるだけ排除することで、本当に必要なものに気づけるようになったからです。
あなたはどうでしょう?
身の回りの物で、いつか使うかもしれない物・いつか着るかもしれない服、たまにしか使わない物はどれだけあるでしょうか?
そう言い訳してとっておいて、数年、数十年あるものもあるのではないでしょうか。
いつかはこない。

(合言葉にしたいくらいw)
必要な情報なら、今はインターネットで調べることもできます。
同じような服ならまた買うこともできます。
それよりも要らないものの中から要るものを探す時間に翻弄されていませんか?
なんかもやもやする…と、感じていたら、もしかしたらその原因は8割の要らない物のせいかもしれません。
失敗しにくくなる 傷つきにくくなる
過去に失敗したこと、苦手に感じてストレスだったことは、「やらないこと」に挙げてみましょう。
今後、傷つく可能性を少なくすることができます。
頼まれる判断基準を設けることで守りやすくなる(HSPさん向け)
優しいHSP(繊細さん)は、やさしさがゆえに人の頼みを断れない方が多いです。
りんごもそうでした。頼まれる=頼られていると感じていました。
しかし、(後で気づきましたが)頼まれて仕事は積み重なり、そのおかげで何時間もかかって残業し、終わったところで残業代も出ないし、対してありがたがられてもない?といった、報われている感じがあまりしない…そんな悪循環となっていました。
なので、例えば『残業はしない』または、
『仕事が終わってないときの他の仕事は断る』といった判断基準をもつと良いと思います。
リスト作成:過去の失敗・嫌だったことからリストを作る

過去に嫌だった経験を思い出してみましょう。
それをリスト化すると、その失敗をするリスクを下げることができ、心を守ることにも役立ちます。
仕事
- 職場の人数・関わる人数。厨房と関わる頻度がおおいのが嫌だった。など。
- 人前にどの程度出る仕事か?
- 立ち仕事か?
- 電話を受ける仕事が多いか?全部でない!などマイルールを決める。
- 残業はしない。もしくは、何時までなど。
- 仕事が終わってないときは他の仕事は引き受けない。
- 休めない(有休が使えない)のはしんどい… など
HSPさんは、黙々とひとりで仕事をするほうが楽と感じる方も多いようです。
また、わたしがHSPだからか、電話ってドキドキしませんか?
急にかかってくる(もちろん急にですけど)と、『どきっ!』としたりして、そこから早口の看護師さんだと「え、え、え?」とパニックになることも((+_+))
けれども、栄養士は少なからず電話を受けることはあるので、慣れが必要かもしれません。
転職で職場を考えるヒントにもなる
転職を考える場合は、やってきた経験に着目しやすいですが、なにをやらないか?もまず考えてみましょう。
心の負担を減らすことができると思います。
もしかしたら、『考えた結果』が栄養士でない道になるかもしれません。
- 職場の人数・関わる人数。
- 直営か?委託か?
- 人前に出る仕事か?
- 電話を受ける仕事が多いか?
- 通勤距離…何分以上は絶対無理!など。
- 残業はしない。もしくは、何時までなど。
- 休日出勤はしない。
人付き合い
「みんなと仲良くしたい」と思っているHSP(繊細さん)の、はまりやすい罠かもしれません。
職場の方とどこまでの付き合いにするか決めておきましょう。
- なんか苦手な人はいないか。
- 職場の同僚と職場外で会うか、会わないかの線引きを決めておく。
- 飲み会は、ここまでの関係の人だけ。と決めておく。

「今度食事にいかない」と誘われたらどうしたらいいのか迷います。

即決で「YES!」以外は、全て「NO!」としておくといいでしょう。
本当に行きたい相手を優先することができます。
健康・食事
これを超えると、具合が悪くなるとわかっていると、それ以上はやらないと決めることができます。
- お酒の量
- 寝る時間・起きる時間
- 食事の量
- 朝ごはんは決めておく(他の物はいらないという判断をする)
- この食品はこのメーカーを買う。
年齢を重ねたせいもあるんですが、寝る時間や起きる時間はだいたい決まってきました。
あと例えば、「この店に行ったらこのメニュー!」「食パンはこのブランド一択!」と決めると、悩むことが減り、脳が疲れません。
\朝ごはんは、コレとパンとヨーグルト!…etc./
\1日の2分の1の野菜が摂れるスープ/


ちなみにりんごのほろ酔いと二日酔いの境目は、ビール3杯です(笑)
SNS

SNSって、情報がいろいろ集まってくるから魅力的です。
いつまでも眺めていて、それで時間を費やしてしまうこともあるんですよね…あとで、「なんでこんなに時間を使ってしまったんだろう」と嫌悪感を感じることも。…それを防ぐこともできます。
- SNSは何個も使わない。インスタだけなど決める。
- SNS・YouTubeはパソコンだけにする。 など。
また、HSPさんはTwitterよりもインスタのほうがいいかもしれません。
Twitterは刺激が強めという意見もあります。比べてインスタは優しめだったり、画像を載せる手間がある分、考慮されている内容が多くなる傾向があります。
リストにより、人生が整い、ときめいてくる
私りんご、こんまりさんの『人生がときめく片づけの魔法』って好きなんですが、
そこでの片付け方法が、
一つ一つものを手に取って「ときめくか」「ときめかないか」を問うんですね。

そして、ときめくものだけを手元に残しておく。
こんまりさんは言います。
『想像してみてください。ときめくものだけで囲まれている生活を』
なんか、想像するだけで、わくわくしたり、やる気に満ち足りしませんか?

「やること」よりも「やらないこと」にフォーカスすることで、
「やるべきこと」「幸せに感じること」がよりクローズアップされる
そんな感覚になる。なんか不思議な感覚ですよね。
迷ったら、HSPさんの直感力!を発揮!
HSPさんはもともと直感力が高いので、その直感は信じていいです。
- なんか嫌だ
- なんだか、行きたくない
- なんだか、やりたくない
直感的に『なんか嫌な感じがする』無理に合わせる必要はなくて、断りたかったら断りましょう。
まして、仕事外の食事会とかなら『断る』ことも選択肢の一つです。
なんか悪いから行ったほうがいいかな…嫌われちゃうんじゃ?と思っちゃいますよね。
りんごもそうでした。(今もあります)
でも、こう考えてみてはどうでしょう。
誘うのは相手の自由。だし、
「行く」「行かない」を選択するのも、あなたの自由です!
ちょっとずつ「意見を伝える」練習をしてみましょう。

私もがんばります!
まとめ
リストを作ることで、以下のメリットが挙げられます。
- 判断基準が明確になる
- 判断で迷わない・疲れない
- 豊かさを感じることができる
- 失敗しにくくなる 傷つきにくくなる
リスクが少ない、『やらないことリスト』。ご活用ください。
以上、参考になればうれしいです!

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
コメント